情報の仲間まわし 結いのシェアリングシステム

インターネット安曇野

2021年06月01日 14:21

情報の仲間まわし 結いのシェアリングシステム

 私たち生活者は、生産者と消費者の顔を持っています。地場産品を売ったり買ったり、お互いに営業をしたりされたりすると地域経済は回り、地域で消費したお金は地域の誰かの収入になります。この情報は、自分には無意味でも、あの人にとってみれば「これがすべてだ!」と言うケースがよくあります。自分ではお金にできない引合情報を誰に渡してやるか、この度量とこれを上手くシェアする仕組みがあれば、情報の仲間まわしが起こり、ネットワークの質量は拡大し、セイフティーネットの機能が高まります。

 情報のシェアリングに証文は残しません。情報の売買は御法度です。情報の借りは情報で返す。この情報の価値交換の連鎖は、仲間の団結力を高め、富の集中を抑え、お金に質を求めない国際金融資本(グローバリズム)の暴走にブレーキを掛けることができます。これは全てをお金に頼らずとも、豊かな暮らしや経営ができることを意味します。私たちの暮らしの中にある知恵です。日本文化「結い」は、世界の経済システムを大きく変えるパワーを持っています。


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