中央大学初代総長 法学博士 加藤正治の生家(長野県生坂村)を中大建学の象徴に!
加藤正治中央大学初代総長の生家が、風雨に晒され自然に還ろうとしています。長野県生坂村にある加藤正治の生家で、国登録有形文化財になっている旧平林家住宅(一星亭)をどうにかしようと、村民は心を痛めています。農村資料館の中に加藤正治博士頌徳の常設展示ルームを設けたり、博士の生涯を漫画本にして郷土の偉人を讃えています。人口二千人足らずの村の財源でできる範囲はここまでです。
そこで中大のOB・OGの皆様にお願いがあります。私の息子(平林敬語 弁護士)も中大卒です。私は、息子が在学中に長野県中央大学父母連絡会の会長として全国大会に参加してことがあります。当時の永井総長に、中大の建学の精神は何ですか?と質問したら、それは質実剛健と実学です。と返って来ました。
今日、広大な旧平林家住宅(一星亭)に立ち入って、怖い位の霊気を感じました。善悪、白黒がぼかされている今、失いかけているものこそが、これだと思いました。平林少年がここで四書五経を学び、学問を身につけ、ここの自然と人から実学を習った。少年の描いた大宇宙が、風雨に耐えながら現存としています。ここには、現代人が遠ざけて来た何かがあります。白門会の皆様方、初代総長の世界を蘇らせてください。ここを中央大学の聖地にしてください。