2021年01月05日 18:42
信州は、山間地にあり、多くは県外からの収入で成り立っている経済事情があります。従って、県民が一丸となって、長野県の広告マン、セールスマンとして、山越え、海越えの人やお金を信州に取り込む政策が必要です。(信州プロモーション&プロフィットセンター)
オイル(石油)を機軸とする産業構造は、すでに立ち行かなくなっています。いまさら農地を潰し、工場誘致をしたり、宅地の造成をしたところで、本当に豊かなふるさとづくりができるとは思えません。掛け替えのないものを失うだけです。高度成長期の手法に未来を託すのではなく、21世紀の経営資源に着目をしなければなりません。(信州シェアリングエコノミー)
それが、人間関係資本(情報とネットワーク)です。世界中のパソコン、ケータイが一つに結ばれ、情報通信の世界から見ると”信州は世界の中心だ!”になっています。従って、私たちがどのようにこの仕組みを仕事や暮らしに役立てて行くかに掛かっています。(信州ソーシャルネットワーク)
また、農村社会では、みんなが労働や時間の貸し借りをしながら田植えや稲刈りなどの農作業を助け合ってきました。みんなの心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。信州安曇野では、この相互扶助制度を方言で「エイ」と言います。生活の知恵として民間の内に育ってきた社会保障制度です。(信州インターネットワークマーケティング)
→ 結いの経済
信州の農業をみても、多くの農家が収入を得るために、専業農家から兼業農家となり、地元の企業に勤めながら農業をする就労スタイルが当たり前になっています。
サラリーマンの世界でも、生活を維持するために副業をせざるを得なくなっています。みんなが感じていることですが、企業が従業員の生活保障をしてくれる時代は終わりました。給与だけで家族を養える時代も終わりました。正社員に代わり、パート、アルバイト、派遣社員が労働の多くを賄うようになっています。企業は残るとしても社員は残れるとは限らない状況です。(グローバリズム)
私たちは主体性を持って生きるために ”ネットワーク社会” の持つ意味、”、一人でできないことはネットワークで!”の意味を理解し、結いの思想でお互いに結び直し、人にも自然にも優しい社会(SDGs)に適応しなければなりません。(信州ソーシャルイノベーション)
住民みんなで、郷土を豊かにする「信州えいっこの会」を発足しました。標準語で言い換えると結いの会です。ネットワークづくりは農業のように時間が掛かりますが、確実に播いた種は実ります。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
情報時代は、「知っているか、知らないか、やるか、やらないか」の差が、時間と共に、決定的な違いとなって現われます。(信州インターネットワークマーケティング)