2021年01月13日 13:31
信州の冬の寒さを心配している人が多いかと思います。長野県は全県にわたって空気が澄み、日照時間が長いために、冬の寒さも太陽のおかげであまり気にならずに暮らせます。太陽のありがたさを体で感じます。春が待ちどうしくもありますが、信州の冬は決して陰鬱な季節ではありません。
また、親の教育観により子どもの住む場所が決まってしまいます。啓蒙期に必要な教育を考えてみると、信州は子どもたちにとって豊かな宝庫です。人間は、もともと管理されるために生まれて来たのではありません。今、学級崩壊が社会問題になっていますが、この理由は、子どもたちを取り巻く大人たちに目に見えないものを感じ取る力が無くなってしまったからだと思います。空は鳥を自由に飛ばせ、海は魚をほしいままに泳がせる。大人はこの空や海の大らかさを忘れて鳥や魚になってしまい、理に走り、情がなくなってしまいました。
また、傷ついた心を癒してくれる祈りの場が、身近かになくなってしまいました。このために自分の身を痛めつけたり、より刺激を求めて放縦してしまいます。これが社会現象となっています。世の中から聖職者が居なくなってしまったからです。
信州に移り住むことですべてが解決するとは思いませんが、子どもたちの生命力を生かすことは事実だと思います。