2021年02月03日 01:02
弱い者は群れて生きる
子供は親だけで育つのでなく
関りを持った群れの中で育ってゆく
集落の安心感があってはじめて
母親は赤ちゃんを産める
ここが子供たちのふるさと
地域の茶の間「ほたる」に、家にこもりがちな妊婦さん、赤ちゃんを抱えてのお母さんがここに集うようになると、交流のなかった母親同士が知り合いになり、子育ての知識が共有され、ひとりで悩んでいたことが解消されます。おじいちゃん、おばあちゃんの知恵も加わり、群れることで若いお母さんが安心して赤ちゃんを産む気にさせてくれる居場所になります。もうひとり産んでもいいかな!と言う気持ちにもなれます。ここが生まれ来る赤ちゃんの故郷に!
今の子供たちは免疫力が弱い。「ほたる」をお母さんと子供で行き来する野外活動は、まさに生まれ持った生命力や創造力を失わせない自然保育そのものです。生の自然に接することで菌に対する抵抗力がつき、多くの生身の人々と接することで人に対する免疫力も社会性も身につきます。スマホの時代、保育園に入る前の幼児期に、この体験ができることは、信州に生まれた者への天からの贈り物です。親や地域がこの価値を再意識し、活かすことで、子供たちの生まれ持っている芽を摘むことなく、才能を開花させます。
この信州スタイルが誘因となって、若者が結婚することに躊躇しない機運が生まれます。長野県婚活支援センターの婚活サイトに、社協の人々の大いなる使命感で、まだ結婚に弱気になっている若者たちを鼓舞し、誘導できれば、近い将来、長野県の年齢人口分布図に変化が起こります。ジタバタできる時に、ジタバタする。これが結婚です。
幼かった頃、母親が村の寄り合いに出て、
そこで出された甘味を食べればいいものを懐にしまい、子供たちに持ち帰ってくれた。
切なく懐かしい。くちばしの黄色いひな鳥の待っているツバメを見ると母を想う。
穂高神社のお船祭りのクライマックスは、
男腹、女腹のお船をぶつけ合い!丈夫な赤ちゃんを授かりますように!と切実なお願いする村人の祈りです。
素朴で野性味のある集落の営みや直接民主主義の色合いが濃い自治会に日本の未来が託されています。
管理のための制度設計からではなく、合意形成されると即実践から事が始まるからです。
・信州えいっこの会
・田園ルネッサンス
・地域共同体は日本の基盤
・精神文化の復興
・結いの経済が世界を救う!