2021年01月09日

信州ソーシャルネットワークを結いの事業共同体に!



生活圏をお互いさまの経済圏に!

ふるさとソーシャルネットワーク






地域再生マネージャー の役割


 インターネットで、世界中のお金を、あなたに、そして、郷土へ

国家予算での社会保障も行き詰まりをみせ、お金に頼る福祉行政から地域住民が、自由意志で時間や労働を、地域社会に供出する民間の力に委ねざるを得なくなっています。年金制度をはじめ既存の社会保障制度が崩壊し始めている現在、依存型の社会保障から自立相互型の社会保障制度を民間の力で作らなくてはなりません。




ふるさとを豊かにするネットワーク


 長野県を例にとると、地方財政が破綻の道を歩むことのないよう、前知事がリーダーシップを発揮し、知事給与を30%、職員給与を10%減少させる等の財政改革推進プログラムを行ない、財政再建団体に転落する事態を必死で食い止めて来ました。財政健全化は、村井知事に代っても最重要課題には変わりありません。ある村では、職員賃金25%減額や山村留学などの事業の縮小、役場職員の手弁当での水道検針など行政軽費削減が続いています。地元の新聞報道を見るにつけ、財政状況の深刻さがわかります。


 地場産業、地場産品の振興は、当然とらなければならない政策ですが、過疎の村で、今、抱えている負債を、行政軽費削減や税収の遣繰りだけでは、根本的な解決にはなりません。

 そこで、インターネットを利用した過疎対策、地域格差の是正が必要となります。山越え、海越えのお金を、郷土に持ってくる情報政策の推進です。Web上に、お金を稼ぐロボットを県民ひとり一人が持ち、世界中のお金をふるさとに集めるインターネット戦略です。私たちは、時間やお金を掛け、パソコンやケータイを上手に使い、インターネットを活用できるまでになりました。これからは受信から発信へ。時代の流れを読むと、この情報戦略を確立することにより、地域性を住民のネットワークでカバーするローカルガバナンスが見えて来ます。




結いによる地域再生


 農村社会では、みんなが労働や時間の貸し借りをしながら田植えや稲刈りなどの農作業を助け合いの精神で協力してきました。みんなの心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。


 私たちの暮らしの中には、無尽講のようにお互いに分かち合い、助け合う風習が、日本のいたるところに残っています。生活の知恵として民間の内に育ってきた社会保障制度です。この生活の知恵をシステム化したものが地域貨幣であり、インターネットで、情報を運用し、地域にお金を入れる経済活動が情報銀行です。この活動は、日本人の民情に合っています。このプログラムは、公金で運用する性格のものではありません。住民ひとり一人の自主参加により、住民ネットワークをお金を生む事業共同体にします。




 全国池田商工サミット 基調講演「相互情報銀行のススメ!
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)



もう一つの情報政策


 インターネットに眠っているホームページの運用で産業再生を!


検索されないホームページ

時間とお金と思いを込めてつくったホームページが、インターネットの中に眠っています。このアクセスされない莫大なホームページが、お客様にきちんと見てもらえるようになれば、日本の産業は、コストが引き下がり、市場に向かって大きく動きだします。この莫大な遊休資産を、如何に運用するかが日本産業再生の最重要課題です。なぜならば、現業とホームページは、表裏一体の関係にあり、情報化時代の生産性は、ホームページ運用の成果によるところが大きく、そのまま、GNP(国民総生産)に直結するからです。



 情報時代は、「知っているか、知らないか、やるか、やらないか」の差が、時間と共に、決定的な違いとなって現われます。



  


Posted by インターネット安曇野 at 10:49Comments(0)信州ソーシャルネットワーク