2024年03月25日

臼井吉見 大河小説「安曇野」 堀金中学校の校歌作詞が執筆の動機では?!

大河小説「安曇野」の著者臼井吉見さんの生まれ育った旧堀金村(安曇野市)で、臼井吉見文学館主催の講演「世界史の中の臼井吉見『安曇野』」がありました。講師は最初の赴任地が安曇野の豊科高校から世界史の教諭人生のスタートを切った小川幸司先生。堀金公民館の講堂は聴衆で超満員の盛況でした。

臼井吉見 大河小説『安曇野』

追記
新たなる時代の夜明け 安曇野
私の学んだ堀金中学校の校歌をご紹介します。郷土の大先輩臼井吉見先生が残してくれた熱いメッセージです。今思えば、先生のこの思いがあの大河小説「安曇野」を生み出すきっかけになったのではないか?
先生は松本中学時代、校歌の制作に関わっています。松中(現深志高校)の校歌は、第二国歌と言われるような大和の国の成り立ちから始まる交響詩です。堀金中学校の校歌も、民族の力ゆたけし、国ばしら、安曇国原など、戦後GHQの影響が色濃く残る中で、国家を意識し、若者の心の有り様を詩っています。
先生の反骨心は、多田加助の義民の精神に起因していると思う。生家から1里ばかりのところに地元では加助さんと慕われている加助神社(貞享義民社)があります。貞享(江戸初期)、安曇野では凶作が続き、そんな中、松本城主からは増税を強いられ、農民はこれでは生きてけない!と元大庄屋の多田加助が城主に追訴するも、掟破りの疑で一家郎党28名が獄門磔の刑で絶命するという悲劇が起こります。生類憐れみの令の余韻がまだ残っている世に、人の命を何だと思っているんだ。300年近く経っている今も、加助さんの義は安曇野の人々の精神的風土になっています。私さえも毎年、元日に神社、お墓参りを40年以上も続けています。
ましてや先生は地元、子供のころから、加助さんはいつも近くにおられ、多感な少年期のころから、権威とは、権力とは、指導者とは自問を繰り返していたのではないか?その結果、日本の良識と言われる評論家になったのでは。


堀金中学校校歌

          作詞:臼井吉見
          作曲:芥川也寸志

1 新たなる時代の夜明け
  おのずから湧き出ずるもの
  八重潮のあふるるままに
  古けくもいよよ若やぐ
  民族の力ゆたけし
  われらの中学 堀金
2 げんげ田に白壁映えて
  槍 穂高 常念ヶ岳
  国ばしらとわにそば立ち
  烏川流れさやけし
  うるわしき安曇国原
  われらの中学 堀金
3 目路高く遠くのぞみて
  たしかなる一歩を据えよ
  ともどもに睦み信じて
  ゆたかなる心をたもて
  ちかいたる三とせの学び
  われらの中学 堀金
  堀金 われらが母校


 松本深志高校校歌

          作詞:松原威雄
          作曲:岡野貞一

1 蒼溟遠き波の涯    黒潮たぎる絶東に
  たてり大和の秋津洲  光栄の歴史は三千年
  その麗しき名を負へる 蜻蛉男児に栄あれ
2 時の流れは強うして この世の旅は長けれど
  自治を生命の若人は 強き力に生きる哉
  山河秀でしこの郷に 礎固し我が母校
3 暁こめて鳴り出でし   時代の鐘を身にしめて
  世の先駆者の名に恥ぢず 心を磨き身を鍛へ
移らふ星をかがなべて  守るも久し深志城
4 朝に仰ぐ槍嶽に   深き真理を探りつつ
  夕筑摩の野を行けば 胸に充ちくる想華あり
  嗚呼学術の香に集ふ 契りも深き友九百
5 古城空しく苔古りて 濁世の波は高けれど
  清き心の一筋に   志あるますらをは
  自治の大旗翻し   前途遙かに望む哉  


Posted by インターネット安曇野 at 17:52Comments(0)時代を創る

2021年06月14日

SDGs Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)

SDGs
 Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標です。

 日本には、元々、モノに対しては「もったいない」人に対しては、「おたがいさま おかげさま ありがとう」と言う暮らし方があります。SDGsを達成させる精神的風土とメソッドが日本にあります。ローカルSDGsを地域循環共生圏と説明的に訳していますが、これは日本の共同体の生き方「結い」そのものです。英訳のマニュアルよりも、結いの思想を仕事や暮らしに活かした方が、有機的で持続可能な地球を担保できる。世界に誇る生き方(OS)が日本にあります。

 → 人類共通の理想の生き方が日本にある!

  


Posted by インターネット安曇野 at 08:40Comments(0)時代を創る

2021年06月13日

令和の自由民権運動 国家予算に頼らない家計による国民プロジェクト

家計で日本を変える
 国家予算に頼らない家計による国民プロジェクトです。インターネットは、あなたが世界の中心だ!と言う構造になっています。誰からも支配されることなく、自由な立場に置かれています。個人も、企業も、国家も、インターネット上では1に過ぎず、すべて同格です。しかし、時間が経ってみると私たちは知らず知らずの内に、ビッグ・テック (Big Tech)の作ったネットワークに閉じ込められ管理され、あるべき自由と権利を失っています。そこで、原点に帰り、政治や経済の主権を取り戻すために、まずは、パソコンとスマホで、「我ここにあり!」と、情報発信することから始めましょう!


 → 個性を失うと全体に飲み込まれてしまう

  


Posted by インターネット安曇野 at 19:57Comments(0)時代を創る

2021年01月31日

えいっこの会 問題解決する自分のスタイル、自分のメソッド 共感 シェア ネットワーク



地域を豊かにする結いの心



インターネット安曇野 平林登




えいっこの会


 標準語で言うと、結いの会です。農村社会の共同体の精神を、「結い」と言います。お互いさま、おかげさまの社会です。今の言葉で言い換えると、シェアリングエコノミー。若者たちが、自分を信じ、研鑽を積み、自立する過程で、問題を解決する自分のスタイル、自分のメソッドを身につけ、周りにシェアしてゆく。共感し合える仲間とネットワークを組み、多様なソリューションを創出する。そんなきっかけの場にしたい。そんな若者たちの精神的バックボーンでありたい。「起業しやすい町づくりとは?三割自治を打破する町づくりとは?」、常に問題意識を持ち、これらを解決しようとする政策集団があってもいいな!と思い、「えいっこの会」を設立しました。


 市町村の議会議員選挙を見ていると、告示まじかになって、候補者があたふたするケースがほとんどです。ルーチンワーク(日常活動)として、地域の現状認識、問題点を把握し、その解決策を、地域の人々を巻き込み、地域活動を続けていると、改めて選挙活動をする必要はありません。いざ立候補しても、有権者にしっかりと認知され、俄か候補者との差別化が明確になります。平成の大合併以後、地区推薦の意味合いが薄れ、地区からの様々な要望は、自治会が窓口となっています。今、議員は政策で勝負する時代です。当会は、安曇野市の議員を、三割自治を打破する解決策を持った議員に総入れ替えしたいという思いで活動しています。


 何千人もの支持者をバックに当選した新米議員が、古参議員に誘われて会派に入り、これが政治の道だと政治家ぶってしまう笑えない滑稽さ。知らず知らずのうちに初心を忘れ、議長を目指す権力闘争へと人を変質させてしまう。党議拘束で、市民に約束した公約はなし崩しに反故にされ、既得権益が温存するように仕込まれてしまう。これに喝を入れ、市民の主権と自治を目覚めさせる活動を目指します。




 → 三割自治を打破するために住民は何をすべきか?




自分と地域を売り込む仕組みをつくる!


 もう一つのルーチンワークは、事や物を情報化し、インターネットに集積します。フィールド調査をもとに、感じたこと、問題点、そして、こうしたらどうなんだろう?!などの所感や提案など、また、地域性を醸成する地域文化などの紹介や暮らしのスナップ写真、動画などをUPし、自分らしさ、地域らしさをネットにカタチづくってゆきます。そして、存在感を高める。(一日一頁投稿運動)これに共感した人々が、あなたを核に、ヒューマンネットワークを形成します。(ネットワーク経営)、いざという時に、大きな味方になります。これがネット選挙対策にもなります。そして、当選後、これが山越え、海越えの人やお金を引き寄せる、地域メディア&ネットワークとなり、地域を豊かにする経済インフラとなります。




 → 地域を豊かにする地域戦略




 自治会(230戸、600名)の区長しました(2018-2020)。地域を守るための基本方針は、(1)神社を守る。(2)田んぼを守る。(3)若者が結婚できる郷づくり。すべての地域活動は、若者たちが結婚でき、安心して、子供を産み、育てられる郷土づくりにつながるように。集落の営みにスポットを当てると日本の抱える問題の解決策が見えてきます。2年間の実務を通して言えることは、直接民主主義の合意形成のメリットを最大限に活かせる目標を定めると手弁当でも自発的に事が動き始めるものです。(安曇野市明科上押野区 平林登




地域戦略に結いの思想を活かす





 ・田園ルネッサンス

 ・地域共同体は日本の基盤

 ・子どもは地域で育てる

 ・結いの経済が世界を救う!









 えいっこの会は、(有)産広シーアールが運営しています。広告会社です。多くの経営者は、まだ、インターネットの醍醐味が分からず、上手く活用できていません。分かれば仕事の仕方が大きく変わります。ご自分で、ネット販売できるんだ!ネット集客できるんだ!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。中小商工業者が日本を変える!



  


Posted by インターネット安曇野 at 02:03Comments(0)時代を創る

2021年01月26日

今あるもので何ができるか?人間関係(情報ネットワーク)で独自の経済圏を!



命令から共感、競争から共創へ、そして、充実感!


オイル(石油)を機軸とする産業構造の崩壊後の経営戦略

情報ネットワーク(人間関係)を経営資源に!



ネットワーク経営:24時間365日体制の広告と販売の自動化


企業経営は、週40時間で収支を出す事業と言われています。残りの時間は、経営から見るとロスタイムです。にも関わらず、すべての事業コストは、24時間、365日休むことなく掛かってきています。ロスタイムを埋める経営がネットワークの働きで可能です。経営の着目点が、ロスタイムに向くのは当然の成り行きです。変革時代を生きる経営者は、ネットワーク(インターネット、SNS)の機能を経営に積極的に取り込み、現業を補完する表裏一体の経営戦略が必要です。



 → ネットワーク経営のススメ!




情報ネットワーク


ホームページが、新規顧客開発の起点となります。ホームページの内容に賛同する人が増え、次第に独自のネットワーク(販売網)が広がってゆきます。 それには、必要とする人に確実にアクセスしてもらえるWeb戦略が必要です。メディアでネットワークをつくり、ネットワークで、引合い情報を創出し、情報をお金にするシステムが形成されます。
 


想像してみてください!何もかも飲み込んで行くブラックホールのように、今、コンピューターが現存するモノや制度をどんどん飲み込んでいます。将にもう一つの現実が、コンピューターに集積され、現実と相待する裏の世界が形成されています。この裏の世界が、インターネットで結ばれ、情報の伝達が時間や空間を超越したことにより、私たちの意志決定と行動で大きく社会を変えることができるようになりました。



ヒューマンネットワーク

お互いに知り合った仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、営業の手助けをします。このヒューマンネットワークは従来からあります。仲間内では、情報や知恵の貸し借り(give and take)を、証文なしで当たり前に行っています。帰属する仲間の情報力で、売ることの不安から解放され、作ることに集中でき、身軽で、等身大の経営ができるようになります。



農村社会では、みんなが労働や時間の貸し借りをしながら田植えや稲刈りなどの農作業を協働で暮らしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感が残っています。この共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。私達の暮らしの中にも、お互いに分かち合い、助け合う風習は、日本のいたるところに残っています。これをシステム化したものが、地域貨幣です。



 → ネット社会に結いの思想を活かす Yuimix




商品ネットワーク

モノは、時間と共に消費されたり、必ず、壊れたりするものです。モノは、必ずなくなり、消費の繰り返しがあります。店舗と同様、このモノのネットワークを、もう一つのお店と考えると経営のあり方が大きく変わります。



情報化時代、ネットワーク社会の特異点は、高コストを必要とするピラミット型組織運営に頼らなくても、特定の分野に卓越した個人が、ネットワークで結びつくことにより、足りない部分をネットワークで補完し、低コストで、同じことができるようになったことです。さらに、ネットワークづくりは、経費で賄われています。これは、資金ではなく、経費で資産(お金を生み出す仕組みづくり)ができることを意味します。



地域ネットワーク

私の故郷は、信州安曇野です。情報通信の世界から見ると”安曇野は世界の中心だ”と言える情報通信インフラは既に出来上がっています。従って、あとは、どのように利用していくかに掛かっています。



地方に居ながらにして、都会から、世界中からのお金を地元安曇野に持ってくることが可能になっています。このことは、ほとんどの自治体が財政再建に腐心しているのにもかかわらず、視点が内に向いて、グローバルネットワークで外からお金を持って来ようとする発想に結びつかないでいます。(あなたが村の収入役



ネットワーク経済

ひとつの情報は、自分には無意味でも、他人にとってみれば「これがすべてだ」と言うケースがよくあります。どうせどこかで買わなければならないものならば、お世話になっているあなたから買う。引き合い情報を誰に渡してやるか、この度量とこれをうまく伝える仕組みさえあれば、おかげさま、お互いさまと言える社会の再来が実現します。情報の貸し借りに証文のやり取りはありません。このことは、これからの経済システムに大きな変革をもたらします。お互いに知り合った仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、機会あるごとに広め、帰属するネットワークの情報力を高めることで、みんなが売ることの不安から解放され、身軽で、等身大の生き方ができるようになります。ひとり一人が主となり、心をひとつにしてお互いに結び合えば必ず the United People of Japan のヒューマンネットワークができます。生きてゆく基盤ができます。情報のGive and Give(おかげさま)からやがては、Give and Take(お互いさま)の自立した民間によるセーフティネット(社会保障制度)が生まれます。



 → 情報ネットワーク(人間関係)の導入方法




ネットワークを経営資源に! 借りられない、仕入れられない、雇えない、こんな中での事業再生は、人や情報のネットワークを如何に上手く活かして収益を生むかです。苦境にあって、経営を捉える時、ネットワーク(人、モノ、情報、時間、空間)で何が補完できるか考えてみてはいかがでしょうか



  


Posted by インターネット安曇野 at 20:14Comments(0)時代を創る