2021年02月06日
少子高齢化の行き着く先は、家系の断絶であり、集落の消滅
少子高齢化の行きつく先は、家系の断絶であり、集落の消滅
若者の結婚
自治会(木戸、隣組、集落、地域共同体、コモンズ)の役割とは
もともと自治会は、法律で保護されたり、お金を持っている組織ではありませんが、本当に必要な事であったら手弁当でも事に当たるボランティア精神の強い地域共同体です。事が生活に直結しているからです。行政の下部組織というよりは、直接民主主義の色合いが濃く、家庭の延長にある地縁組織です。
このままだと自分の家系が絶えてしまう。この危機感は他人事ではありません。地域の人々のみんなが持っている心配事です。如何に家族を増やし、次の世代につなげてゆくか?これは家庭の危機管理の最重要項目です。長男、長女の結婚は、個人や家族の頑張りだけで解決できる問題ではありません。集落の営みは住民の信頼感や連帯感を醸成し、お互いさまの経済や社会を形づくり、すべてを一人で解決しなくても済む地域共同体をつくります。
自分たちが笑顔になれる居場所「ほたる」
地域交流、異世代交流の拠点、世代を超えて触れ合う集落の団欒
地域課題の解決について考える寄合い所。福祉力を高める地域の茶の間「ほたる」
集落の営み
安曇野市明科上押野地区では、市からの助成金で農民広場にあった倉庫を地域の茶の間「ほたる」に改装しました。たまたま運よく、アルウィンの芝を譲り受け、農民広場を緑のくつろぎの場にすることもできました。
今、自治会(230戸、600名)の役員ですが29年度からは区長を務めます。すべての地域活動は、若者たちが結婚でき、安心して子供を産み、育てられる郷土づくりにつながるように地域経営をしてゆきます。集落の営みにスポットを当てると、日本の抱える問題点と解決策が見えてきます。一年間の実務を通して言えることは、住民が手弁当でも参加するだけの動機付けができると、予算がなくとも自律的に事は動き始めるものです。
2021年02月04日
えいっこの会 結いの会 シェアリングエコノミー お互いさまの社会
えいっこの会
標準語で言うと、結いの会です。農村社会の共同体の精神を、「結い」と言います。お互いさま、おかげさまの社会です。今の言葉で言い換えると、シェアリングエコノミー。若者たちが、自分を信じ、研鑽を積み、自立する過程で、問題を解決する自分のスタイル、自分のメソッドを身につけ、周りにシェアしてゆく。共感し合える仲間とネットワークを組み、多様なソリューションを創出する。そんなきっかけの場にしたい。そんな若者たちの精神的バックボーンでありたい。「起業しやすい町づくりとは?、三割自治を打破する町づくりとは?」、常に問題意識を持ち、これらを解決しようとする政策集団があってもいいな!と思い、「えいっこの会」を設立しました。
市町村の議会議員選挙を見ていると、告示まじかになって、候補者があたふたするケースがほとんどです。ルーチンワーク(日常活動)として、地域の現状認識、問題点を把握し、その解決策を、地域の人々を巻き込み、地域活動を続けていると、改めて選挙活動をする必要はありません。いざ立候補しても、有権者にしっかりと認知され、俄か候補者との差別化が明確になります。平成の大合併以後、地区推薦の意味合いが薄れ、地区からの様々な要望は、自治会が窓口となっています。今、議員は政策で勝負する時代です。当会は、安曇野市の議員を、三割自治を打破する解決策を持った議員に総入れ替えしたいという思いで活動しています。
何千人もの支持者をバックに当選した新米議員が、古参議員に誘われて会派に入り、これが政治の道だと政治家ぶってしまう笑えない滑稽さ。知らず知らずのうちに初心を忘れ、議長を目指す権力闘争へと人を変質させてしまう。党議拘束で、市民に約束した公約はなし崩しに反故にされ、既得権益が温存するように仕込まれてしまう。これに喝を入れ、市民の主権と自治を目覚めさせる活動を目指します。
自分と地域を売り込む仕組みをつくる!
もう一つのルーチンワークは、事や物を情報化し、インターネットに集積します。フィールド調査をもとに、感じたこと、問題点、そして、こうしたらどうなんだろう?!などの所感や提案など、また、地域性を醸成する地域文化などの紹介や暮らしのスナップ写真、動画などをUPし、自分らしさ、地域らしさをネットにカタチづくってゆきます。そして、存在感を高める。(一日一頁投稿運動)これに共感した人々が、あなたを核に、ヒューマンネットワークを形成します。(ネットワーク経営)、いざという時に、大きな味方になります。これがネット選挙対策にもなります。そして、当選後、これが山越え、海越えの人やお金を引き寄せる、地域メディア&ネットワークとなり、地域を豊かにする経済インフラとなります。
自治会(230戸、600名)の区長しました(2018-2020)。地域を守るための基本方針は、(1)神社を守る。(2)田んぼを守る。(3)若者が結婚できる郷づくり。すべての地域活動は、若者たちが結婚でき、安心して、子供を産み、育てられる郷土づくりにつながるように。集落の営みにスポットを当てると日本の抱える問題の解決策が見えてきます。2年間の実務を通して言えることは、直接民主主義の合意形成のメリットを最大限に活かせる目標を定めると手弁当でも自発的に事が動き始めるものです。(安曇野市明科上押野区 平林登)
地域戦略に結いの思想を活かす
・田園ルネッサンス
・地域共同体は日本の基盤
・子どもは地域で育てる
・結いの経済が世界を救う!
えいっこの会は、(有)産広シーアールが運営しています。広告会社です。多くの経営者は、まだ、インターネットの醍醐味が分からず、上手く活用できていません。分かれば仕事の仕方が大きく変わります。ご自分で、ネット販売できるんだ!ネット集客できるんだ!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。中小商工業者が日本を変える!
2021年02月03日
群れないと子どもは育たない 子供は地域で育てる 地域共同体
群れないと子どもは育たない
地域共同体
弱い者は群れて生きる
子供は親だけで育つのでなく
関りを持った群れの中で育ってゆく
集落の安心感があってはじめて
母親は赤ちゃんを産める
ここが子供たちのふるさと
子供は地域で育てる 地域共同体
地域の茶の間「ほたる」に、家にこもりがちな妊婦さん、赤ちゃんを抱えてのお母さんがここに集うようになると、交流のなかった母親同士が知り合いになり、子育ての知識が共有され、ひとりで悩んでいたことが解消されます。おじいちゃん、おばあちゃんの知恵も加わり、群れることで若いお母さんが安心して赤ちゃんを産む気にさせてくれる居場所になります。もうひとり産んでもいいかな!と言う気持ちにもなれます。ここが生まれ来る赤ちゃんの故郷に!
今の子供たちは免疫力が弱い。「ほたる」をお母さんと子供で行き来する野外活動は、まさに生まれ持った生命力や創造力を失わせない自然保育そのものです。生の自然に接することで菌に対する抵抗力がつき、多くの生身の人々と接することで人に対する免疫力も社会性も身につきます。スマホの時代、保育園に入る前の幼児期に、この体験ができることは、信州に生まれた者への天からの贈り物です。親や地域がこの価値を再意識し、活かすことで、子供たちの生まれ持っている芽を摘むことなく、才能を開花させます。
この信州スタイルが誘因となって、若者が結婚することに躊躇しない機運が生まれます。長野県婚活支援センターの婚活サイトに、社協の人々の大いなる使命感で、まだ結婚に弱気になっている若者たちを鼓舞し、誘導できれば、近い将来、長野県の年齢人口分布図に変化が起こります。ジタバタできる時に、ジタバタする。これが結婚です。
幼かった頃、母親が村の寄り合いに出て、
そこで出された甘味を食べればいいものを懐にしまい、子供たちに持ち帰ってくれた。
切なく懐かしい。くちばしの黄色いひな鳥の待っているツバメを見ると母を想う。
穂高神社のお船祭りのクライマックスは、
男腹、女腹のお船をぶつけ合い!丈夫な赤ちゃんを授かりますように!と切実なお願いする村人の祈りです。
素朴で野性味のある集落の営みや直接民主主義の色合いが濃い自治会に日本の未来が託されています。
管理のための制度設計からではなく、合意形成されると即実践から事が始まるからです。
・信州えいっこの会
・田園ルネッサンス
・地域共同体は日本の基盤
・精神文化の復興
・結いの経済が世界を救う!
2021年01月28日
信州えいっこの会 お互いさまの経済社会をコミュニティに取り戻す
おたがいさま おかげさま ありがとう
えいっこの会
この風土を、安心して子供を産み育てられる郷土に!
信州えいっこの会
農村社会には、お互いさまの生き方があります。「結い」と言います。私が小学生の頃まで、田植えなどにその光景が見られました。農家総出で集落の田植えを行い、お互いに労働を労働で相殺するため、体にはきついが、石高がそのままそっくり収入として手元に残ります。その恩恵が、レンゲ田に白壁映える安曇野の原風景となって今につながっています。
しかし、人間関係の煩わしさから、お金で済むことは何でもお金で済ませ、自分の資力と責任で生きる競争社会を選択しました。なのに、競争に耐えられない多くの事業者が、拠って立つ基盤を失い、食えないサラリーマンにならざるを得ず、社会は疲弊し、活力を失っています。これが失われた30年です。
競争から共生へ 民度が上がると民力も上がる
この情報は自分ではお金にできないが、あの人なら「できる!」と言えるケースはよくあります。この気持ちとこれを上手くシェアする仕組みがあれば、おたがいさま、おかげさま、ありがとう!と言える社会が生まれます。
ネット社会に結いの思想を活かす
PCやスマホを生活インフラとして当たり前に使っています。これを使って、地域で産み出された物やサービスを地域で売り切るプロモーションセンターができると、多くの生産者は救われます。私たちは独自のネットワーク(人間関係)を持っています。お互いにリンクする。地域を越えた人々とはSNSでつながる。すると現実を遙かに超えた人々とつながります。この人間関係が情報時代の産業インフラです。
仲間のコンテンツを自分のメディアで紹介する。お金になる情報を仲間にシェアする。それも請求書を付けずに、いつかこのリターンは、回り回って自分に返ってくる投資と信じ、give and giveを繰り返す。このシェアするほどに、分かち合うほどに豊かになる結いの思想が、ネット社会に生きる私たちの生き方(OS)です。
時代を創る 一人から始まるイノベーションは、地方創生へとつながる
私たちは、自分を信じ、研鑽を積み、自立する過程で、問題を解決する自分のスタイル、自分のメソッドを身につけ、周りにシェアしてゆく。共感し合える仲間とネットワークを組み、多様なソリューションを創り出す。そんなきっかけの場にしたい。そんな人たちの精神的バックボーンでありたい。
「拾ケ堰に次ぐ産業インフラは何か?少子化は日本人の宿命か?三割自治を打破する町づくりとは?」常に問題意識を持ち、これらを解決しようとする策集団があってもいいな!と思い、「えいっこの会」を設立しました。
令和2年11月23日 信州えいっこの会 平林登