2021年01月27日

民間による社会保障体制 Yuimix - ユイミックス お互いさまの社会 



情報の等価交換の連鎖




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結いの思想をネット社会に生かす!
Yuimix - ユイミックス



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民間による社会保障体制


 私たち生活者は生産者と消費者の顔を持っています。クチコミやネットで売ったり買ったり、お客を紹介したりされたりするビジネススタイルをとると、これは自分ではお金にならなくても、あの人ならお金にできる!と言うケースはよくあります。自分ではお金にできない引合情報を誰に渡してやるか、この度量とこれを上手くシェアする仕組みがあれば、情報の等価交換の連鎖が起こり、ネットワークのポテンシャル(質量)を高め、セイフティーネット(社会保障)を担保します。


 情報をシェアしたりされたりすることに証文は残しません。情報の借りは情報で返す。情報の売買は御法度です。本業で知り得た情報をお金にできるものは自分でお金にし、できないものはできる仲間に無償でシェアする。このGive and Give のシェアする行為は、いつか何かあった時に、自分に返ってくる積立保険のようなものです。情報時代、私たち生活者が緩やかなネットワークを組むようになると、どの業種にも応用できます。私たちの心と財布に直結しているからです。


 ブロックチェーンのようにコンピューターによる数値管理ではありません。それぞれが、地域貨幣のような概念を持ち、共同体の人間関係を保てるように心のバランスシートで管理します。私たち日本人が培ってきた結いの生き方です。


 賃貸、宿泊、民泊、物販などの多くの業界は、個々で積極的なネット戦略を怠ったため、ネット商社にお客様情報を奪われています。それをネット商社から買っています。なぜ、そんな無駄な取引をするのか?なぜ、ネット商社に伍して、お客様と直接取引する気概を持たないのか?主権を取り戻す。自分で客付けする姿勢が、類が友を呼び、仲間と業界の未来を創れるのに。




アフターコロナ、世界恐慌に備える!Yuimix


 実体経済の4倍もの金融資本が世界経済を揺るがしています。博打のツケを生活費で返してるようなもので、いつか破綻します。その上、コロナ禍が人々を恐怖に陥れ、人々の繋がりを断ち切り、私たちは、得体の知れないもの(グローバリズム)に飲み込まれ、支配されようとしています。これにストップを掛け、人が人として生きる処し方(OS)が、自立と共生の Yuimix です。混とんとした無秩序の闇に道を開く生き方が、ご破算に願いましては!人類共通の願い、「自立と共生の Yuimix」です。




 → Yuimix - ユイミックス 自立と共生のグランドワーク




結いの働き方 心に地域貨幣の概念を持つ


 「結い」とは、屋根の葺き替えや田植えなど共同で行う作業を言います。 主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度です。一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合い、相互扶助の精神で集団のセイフティーネット(社会保障体制)を形成しています。ネット時代、情報の等価交換の連鎖を起こすと、バラバラに分断され、大きなもの(グローバリズム)に支配されている社会をご破算にし、人が人として生かされ、お互いに補いながら、結びつき事をなすネットワーク社会に、再編・統合されて行くのではないか!学ぶべき実学です。


 If you want others to be happy, practice compassion. If you want to be happy, practice compassion."

  - Dalai Lama


 ダライ・ラマの言葉ですが、compassion 思いやりの意味です。com-passion をよく見ると情熱と共に!とも読み解けます。嬉々として生きる結いの実相を表しています。


元気につながるふるさと 社会保障制度 信州コミュニケーションネットワーク おもいやりネットワーク 農村文化 山村文化 漁村文化 山国 下町 人情 民族学 民俗学 暮らしの歴史 講 無尽講 協同組合 生活の知恵 情報の交換 情報の共有 共済会 互助会 経済




物や労働の等価交換


 地域貨幣や屋根の葺き替えや田植えなど

お金や時間の等価交換


 無尽講、頼母子講など

情報の等価交換


 内輪でのものやことの等価交換ではなく、人々の情報発信からのレスポンス(情報)が対象。ホームページの相互リンクに起因します。賃貸、宿泊、民泊、物販など



情報の等価交換の連鎖


 90年代頃から、お金に質を求めないグローバリズムが台頭し、人間の持つ弱さや欲望につけこみ、生活の拠りどころであった地域文化や企業文化を弱体化させ、人々をバラバラに分断しました。折しも、インターネットの出現と符合しますが、インターネットでネットワークを組み、新たなる事業共同体を作ることができませんでした。ものを作ることはできても自分で売ることのできなかった事業者(農業、工業、商業)は、職を失い、食えないサラリーマンにならざるを得ませんでした。これが失われた30年です。


 バラバラになったものを一つに結び直す結いの思想をネット時代に活かします。


 地域で生産された物やサービスを地域の住民ネットワークで売り切る仕組みをつくり、食えないサラリーマン化した地域に、起業のチャンスをつくり、営業をサポートし、新規の商工事業者が群れる町にする。“ロスジェネ世代”の非正規雇用の人たちやネット難民の人たちが安心して暮らせる相互扶助のプラットフォームをつくる。民間による生活保障体制づくりです。






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Posted by インターネット安曇野 at 18:32│Comments(0)結いの社会
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