2021年01月21日
三割自治を打破するために!地域から日本を変えるには?住民が情報発信する側に立つと地域は変わる!
主権を取り戻す住民運動
三割自治を打破するために
住民は何をすべきか?
地域から日本を変える!
住民が情報発信する側に立つと
地域は変わる
三割自治からの脱却
「このままで行くと2040年には自治体の半数は消滅する」と増田レポートは警告しています。このまま三割自治を続けて行くと地方自治は破綻すると言う意味です。しかし、市町村は、組織の再編成、人員の削減、非正規化、施設の統廃合、売却、民営化などコスト削減ばかりに傾中しています。そこには経費を資産にしようとする未来投資の意志はありません。経費は損金だと言う思い込みがあるだけです。財政計画も、収入は地方交付税を基軸としたものです。自主財源を生み出す町づくりを推進し、三割自治から脱却しようとする計画にはなっていません。これが地方行政の限界です。
週40時間のサラリーマン行政からソーシャル・イノベーションが生まれるとは思えません。だったら、事業者や生活者として24時間365日、問題意識や不安を持っている住民が町づくりに参加し、三割自治を打破する道筋をつけるしかありません。戦後、骨抜きにされてしまった自治の精神、自分たちのことは自分たちで統治する気概とそれを実現する町づくりです。
地域で消費したお金は地域の誰かの収入になる
生産者と消費者である私たち住民同士が、お互いのことを知り合い、お互いに売ったり買ったり、お客を紹介したりされたりすることで、地域経済を回し、郷土を豊かにするお互いさまの経済圏をつくります。地域で消費したお金は地域の誰かの収入になり、そのお金が地域で何回転するかで地域の民力が決まります。この豊かになる持続可能な経済構造を地域住民でつくりましょう。結果、若者たちに生きる勇気を与え、若者たちが定着し、仕事を立ち上げ、安心して結婚、子供たちを育てられる郷土にします。
私たちは、地域のヒューマンネットワークとインターネットでつながっているソーシャルネットワークを持っています。口コミとネットを利用して、情報時代の経済の原資とも言える人間関係資本を醸成します。これによって、山越え海越えの人やお金を地域に呼び込み、地域にお金を移入し、お金が循環する共益圏にします。私たちの生活習慣、生き方をマーケティング仕様に変えることで、この共益圏が実現します。
インターネットで村おこし、町おこし 安曇野市
インターネットが出現した時、「やっと自分のメディアが手に入った」「これで自前の販路ができる」と、何か解放された喜びを、今でも覚えています。自治体、商工会、NTT等も、「インターネットで村おこし、町おこし」をテーマにした講演会を全国各地で開催して、インターネットの普及に努めたものです。しかし、あれから20年、奇しくも失われた20年に符合しています。
長野県のある村では、職員賃金25%減額や山村留学などの事業の縮小、役場職員の手弁当での水道検針など、地元の新聞報道を見るにつけ、財政状況の深刻さがわかります。これが三割自治の実体です。
今は5町村が合併し、安曇野市になっていますが、40年前、地域活性化の起爆剤として、それぞれの町村は観光立村を目指し、公費で観光施設をつくりました。今、コスト削減のため、ただ同然で再建業者に委譲したり、所有権を第三者に移す計画になっています。この間、多額の経費を投下したにも関わらず、人も育たず、お客も育たず、ノウハウも集積できず、経費を資産にすることができませんでした。市民には借金と無念さだけが残っただけです。
お金を掛けて作ることはできても売ることができませんでした。20年前、住民がインターネットに参加し、みんなが広告マンとなり、情報発信していたら、どんなにか関係人口が増え、仕事がし易く、暮らしやすい安曇野になっていたことか。為政者の責任は大きい。今、仕切り直し、マーケティングの仕組みを住民みんなで作り、地域で産み出された物やサービスを地域で売り切ってしまう。これは市民が参加してできる産業基盤の底上げです。
インターネットは数。ネット上では行政も住民も1に過ぎなません。従って、ネットでは行政がいくら頑張っても住民パワーには勝てません。24時間365日、問題意識や明日への不安を持っている事業者や生活者からイノベーションは起きます。今あるもので、今いる人で何ができるか?安曇野に暮らす人々の英知が試されています。
人が人として生きる
安曇野には、自分たちのことは自分たちでどうにかしようとする精神的風土があります。江戸時代、農民自らが立ち上がり、原野に水路を掘り、水を引き、水田を開き、安曇野を豊かにしようとしました。飢饉が起った時、止むに止まれず、中萱の庄屋多田加介が、百姓の窮状を救うため、年貢の軽減を城主に直訴するも叶わず、謀反故に一家郎党24名磔りつけ獄門の刑。4百年前の出来事が今に生きています。庄屋であった多田加介が貫いた義の精神と封建時代にあっても、人が人として生きる民権の思想を受け継ぎ、私たちは、今に生かす努めを負っています。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
分断から統合へ ハーモニー ♪♪♪
地域から日本を変える
約束されていたはずの公務員の生活保障が難しくなっています。学問を積んだ専門職を正規で雇えなくなっています。自主財源不足から職員の非正規化、業務の民営化や公営施設など資産の売却等がどんどん進んでいます。地方は益々貧しくなっています。
自然は安曇野の究極の財産です。安曇野に暮らす人々の豊かさの源泉です。自然をありのままで残せるか?工業出荷高と税収や雇用とは結びつかず、工場誘致は、今良ければの一時しのぎの政策と言わざると得ません。いつ首になるか分からない、時間も不規則で地域活動もできない、生活保障もなく食えないサラリーマンを生み出すだけです。持続可能な基本政策は、安曇野市民が事業主として生計を立てられるように、商工事業者の起業、育成を推進する取り組みです。取っ掛かりとして農業の六次産業化、自分でつくって自分の値段で自分たちで売る。このプロセスの中で様々な人々の交流が始まり、様々な業態のビジネスが起ります。
住民は生産者と消費者の両面の顔を持っています。と同時に自分のメディアを持っています。地域住民の中から産み出された物は、地域で売り切ってしまおうとする機運が盛り上がると様相は大きく変わります。住民の口コミとソーシャルネットワークの融合で経済の原資である人間関係資本を増殖させます。
成長戦略 自社製品を自社販路で売る
地域ブランドを地域力で売る。これが現状を打破する成長戦略です。ワーキングプアの食えないサラリーマンを増やすよりは、食える事業者を育てる方が未来に希望が持てます。それには、地域で産み出したモノやサービスを地域で売り切るプラットフォームが必要です。
これからの起業
これからの起業は、店舗や仕入れからスタートするのではなく、今あるもので何ができるか?創り出されるモノやサービスを情報発信することで、お客様からの引合い情報を生み出し、それをお金にする。情報を先行させる経営です。情報を制する者が世界を制する時代、情報をお金にするプラットフォームをつくった者が、結局は覇者になっています。良い例が、GAFA(Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.)です。山越え海越えのお金を、ローカルで使うプラットフォームづくりが、インターネットのおかげでできるようになっています。
ネット社会に”結いの思想”を活かす
一人でできないことはネットワークで!地域共同体
地域の仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、営業をしたりされたりする。仕事やお客を紹介したりされたりする仲間です。仲間内では情報や知恵の交換(give and take)を、証文なしで当たり前に行っています。この意味は大きい。互いに持っている資源を共同利用することで事業費は軽減され、広告費や販売費も相殺される分、それぞれの手元に現金が残ります。売ることから解放され、つくることに専念できます。これが日本のシェアリングエコノミーです。
→ ネット社会に結いの思想を活かす Yuimix - ユイミックス
事業者として生きる
食えないサラリーマンよりも食える事業者として生きる。この土壌を育てる!事業者が、何よりも有り難いことは、お客様を紹介してもらうこと、お客様がつくこと。モノやサービスが売れること、この売り切る仕組みを地域住民でつくったらどうだろうか(crowdmarketing)?!住民が、モノやサービスをつくり、消費者として買ったり、売ったりして自分たちの上手な稼ぎ方をつくりだす。自分の持っているメディア(スマホ等)を駆使して、自分たちの伝えたい情報を、自分のネットワークにシェアして多くの人々に伝える。このマーケティング活動を地域住民みんなで続けると、地域製品を広く売る仕組みができ、みんなが売ることから解放され、住民から新規事業者が生まれ易くなりますよね!
地域の産物を地域で売り切る
ネット上では行政も個人も同じ1に過ぎません。一人でできないことはネットワークで!住民ひとり一人(crowd)が、自分のメディア(media)を持ち、理念に共感した者同士が、共同体をつくり、マスメディアに頼らなくても、自分たちの地域の販売促進に利用できるようにします
先ずは、個人メディアで、「私はここで、何々をしている」と存在感をアピールすることから始めましょう。(一社一頁運動)個人メディアが、お互いに地域に愛着を持ち、シェアしたりされたりすると分かち合えるネットワーク(地域共同体)が出来上がり、地場で生産された物やサービスを売り切る力となります。
民間による地域活性化プロジェクト
コミュニティービジネス
農村社会では、お互いに労働や時間の貸し借り(相殺)をしながら農作業をしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。この働き方で、蔵の建つ農家が生まれました。
私たちの暮らしの中には、お互いに分かち合い、助け合う風習が、日本のいたるところに残っています。生活の知恵として民間の内に育ってきた社会保障制度です。日本人の民情に合っています。仲間が共に助け合い、ネットワークの輪を広げ、共同体のスケールメリットを共に享受します。みんなで売る仕組みをつくるクラウドマーケティング、みんなでお客を紹介したりされたりするシェアリングエコノミー。これらはすべて結いの思想の中にあります。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
事例 米を作り水を守る安曇野特区構想
大自然に育った安曇野の有機農産物を市民ネットワークで売り切ってしまう仕組みを作る。この地域活性化プロジェクトは、安曇野を揺さぶるだけの衝撃度があります。タブーを破って次の常識をつくる挑戦です。
コンセプト 米を作り水を守る!私たちは水の防人
日本の源流の多くが信州にあります。みどりのダムは生態系を維持しています。五月になると安曇野は一つの湖に風景を変えます。水田が水を守っています。「水神様」や「山の神」を祠り、水や森や大地を大切に守り、上流に暮らす者が下流に暮らす者を思いやり、脈々と生命を受け継いでいます。この役割を安曇野は担っています。「安曇米を食べて日本の水を守ってください。」と日本中の人々にアピールします。
2021年01月20日
大和の心:人を粗末にしない。自然を粗末にしない。日本人の結びの思想 「結い」
言葉の前に心がある
大和の心:おたがいさま おかげさま ありがとう
農村社会では、労働や時間の貸し借りをみんなで協力しながら田植えや稲刈りなどの農作業をしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し、あまりお金を掛けなくても豊かな暮らしのできる切実な人間の思いやり、連帯感、人の結びつきがあります。人間関係を基盤とするお互いさまの社会です。この村落共同体の精神を「結(ゆ)い」と言います。現代用語で言う心のシェアリングエコノミーです。
ネット社会に結いの思想を活かす
私たちの暮らしの中には、お互いに分かち合い、助け合う風習が、日本のいたるところに残っています。おたがいさま、おかげさま、ありがとうの生活様式 日本文化が民間の生活保障制度(セーフティネット)を担保しています。
勤勉さと思いやりの経済
日本の生活様式は、お金に質を求めない金融業とは異なり、すべてをお金で清算し尽くさずに、お客様の心に有難さ、おかげさまの余韻を残します。この関係を深め、継続することが事業環境(ブランディングとマーケテイング)を強靭にしてゆきます。生活においても、飢饉や飢餓や自然災害のあった時に、お金以上の付き合いをどれだけして来れたかが、生活保障を担保する大切な生き方になっています。
お金には質がある 品性がある
仕事はお金以上のものをもたらしてくれます。暮らしやすい社会です。勤勉 日本人は、日本の作法に誇りを持って仕事をすればいい。ものづくりの精神です。ものやサービスに日本人の心が宿っています。ものやサービスをつくって売る。この循環型の経済、競争と言うよりは共生の中に、思いやりの中にあるビジネスです。人を粗末にしない。自然を粗末にしない。これは、私たち日本人が行じて来た生き方です。日本人が日本人らしさを失うと全体(グローバリゼーション)に飲み込まれてしまいます。
ネット社会に結いの思想を活かす
日本文化が生んだシェアリングエコノミー 結いの経済
AirbnbやUberといった米国発のサービスは、AirbnbやUberに富が一極集中するビジネスモデルです。日本のシェアリングエコノミーは、国民がそれぞれの分野の主役になることによって、富が分散されるようになっています。
国民が、ホームページを持ち、オープンネットワークにつながると、関心のあるお客様からレスポンス(引き合い)があります。この引合情報を成約に結びつけます。ここで、成約にならなかったお客様を地域の仲間にシェアします。共同集客、相互客付け(Give and Take)しながら経費を掛けずに経営を担保しています。ここでの情報のシェアリングに証文はご法度です。時間が経ってみると心の貸借表がピッタと合うものです。親切にお金で感謝するのではなく、親切には親切で返す。仕事の借りは仕事で返す。情報は情報で報いる。これが日本の礼儀です。
この前提があって初めて、事業コストを下げ、生産性を上げ、商品コストを下げ、利便性を上げる。結果、仕事のし易い、暮らしやすい日本が可能になります。お客様情報が、分散処理されるため大きな管理機構を必要としません。コンピュータープログラム(AI)で管理するのではなく、この理念に共感し、仕事の中で培った仲間意識が、業務の調整を行います。日本にある旧来のブロックチェーンです。これは、農村社会の共同体の精神、結いに起因しています。
→ ネット社会に結いの思想を活かす Yuimix - ユイミックス
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
インターネットと世界観
インターネットの出現でクローズアップされたのがグローバル(Global)化。これをグローカル(Global&Local)と言う概念に置き換えると素直に理解ができます。世界と地域は表裏一体の関係にあり、自立した個が全体の中心に位置している。誰もが世界の中心!それに耐えうる個であれと言う多様性のある関係です。しかし、今、危険なことに、個が個性を失い、全体に、大きなもの(グローバリゼーション)に飲み込まれようとしています。
2021年01月18日
新資本主義 共生経済社会の基盤 心のブロックチェーン Yuimix - ユイミックス
共生社会の経済基盤
心のブロックチェーン
ネットワーク資本
民度が民力を上げる
共生社会の人間関係資本(情報とネットワーク)
ビットコインなど仮想通貨を成り立たせているブロックチェーンは、デジタル取引のループですが、日本発の結いのブロックチェーン」は人の信義で結ばれたアナログ取引のループです。コンピューター管理ではなく、人が商い、その余韻の心地よさで取引が続けられています。この人とのつき合い方「結い」がOSで、デジタル管理社会からの恐怖をなくし、GAFAの暴走にブレーキを掛けられます。このループには管理と言うよりは、お互いにプロモーションしながら共に成長する特徴があります。弱い者は群れるに如かず。この結ばれ方が、日本発のブロックチェーン「結い」です。
→ ネット社会に結いの思想を活かす Yuimix - ユイミックス
根っこのある暮らしを取り戻したい!
私たちは、大競争社会(メガ・コンペティション)を一人で生きています。不条理を感じながらも、これしかないものと諦め、この中にしかビジネスは無いものと思い込んでいます。このまま競争が、続くとどんどん行き場を失い、自滅してしまうんではないかという不安があります。ところが、何事にも裏表があるように、ビジネスにもあります。社会に根っこを張ったビジネスです。
ネットワーク経済は競争から共生へ、命令から共感へ
人間関係がビジネスを生み出します。キーワードはおかげさま、おたがいさま、分かち合う心です。これは、もともと日本人が行じてきた生き方です。この精神的風土は、農村社会の村落共同体の精神「結い」に起因しています。
ネットワークの象徴的なものに、インターネットがあります。インターネットは、通信回線で世界中のパソコンを一つに結び、世界を変えてしまいました。今度は、世界中の人々が、手を結び、一つになれば、何ができるか、何が起こせるかは、私たちの意志によります。
ネットワーク社会は、自立した人間が、得意分野を持って、足りない分を、ネットワークで補い、一人では決して出来ない事をやり遂げてしまう。なんでもそうですが、最初は、誰もがヨチヨチ歩きで、人の手を借りなければなりません。最初の内は、仲間から手伝って貰いながら、そのプロセスの中で仕事を覚え、やがては、教えられる立場に育ってゆきます。give and give、これを続けて行くと、やがては、give and takeのお互いさまの社会になります。このgive and giveの繰り返しで、富は分散され、ネットワーク社会は成長してゆきます。これがネットワーク(地域共同体)の生成です。
→ ネットワーク経済
事業共同体 ネットワーク資本
ひとつの情報は、自分には無意味でも、あの人にとってみれば、「これがすべてだ!」と言うケースがあります。自分ではお金にできない情報を、誰に渡してやるか?この度量とこれをうまくシェアする仕組みがあれば、おかげさま、お互いさまと言える経済システムができます。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
民度が民力を上げる
周りを競争相手と捉えると、すべての事業費を、自分で負担するしかありません。お互いに共有し合えるモノ(情報と人間関係資本)がないからです。心や情報のシェアリングに、証文のやり取りはありません。時間が経ってみると、心の貸借表が、ピッタと合うものです。恩をお金で報いるのではなく、親切には親切で返す。仕事の借りは仕事で返す。情報は情報で報いる。これが、お互いさまの社会の信義です。お互いさまのモノやコトの等価交換は、これからの経済システムを大きく変えます。
お互いに知り合った仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、機会あるごとに、ネットワークを広め、帰属するネットワークの情報力を高めることで、みんなが、売ることの不安から解放され、作ることに集中でき、身軽で、等身大の経営ができるようになります。
the United People of the World
皆様はご存じですか?どんな数でも0乗すると1になることを!地球や人類は、今、0乗の行動を必要としています。ひとり一人が主となり、心をひとつにして、お互いに結び合えば、”the United People of the World”の世界ができます。Give and Take(お互いさま)の共助システムが生まれます。今、私たちは、民間の知恵と力で、社会的弱者に、スマートに手を貸す仕組みが求められています。日本の社会には、人付き合い(地域共同体)と言っても良いかもしれませんが、これを上手く生かした暮らしや仕事の仕方があります。
農村社会の暮らしや仕事の中に、物や時間や労働の価値交換、相殺をしながら、お金をかけなくとも、豊かな生活を送る知恵があります。このシェアリングエコノミー、ブロックチェーンの原型は、この農村社会の村落共同体の精神「結い」にあります。
0乗の行動学
私は中学の理科の授業で”細胞の中心を核、その中心を仁”と習った。論語の仁です。人類の祈りが込められています。私たちの60兆の細胞の一つ一つに思いやりが宿っていると考えると優しい心になれます。これは日本人の祈りです。日本人は、生物や物質を構成しているすべてのものに神が宿っていると信じています。この宇宙観こそが世界を一つにする0乗の力ではないだろうか。安曇野には、朝の挨拶を過去形で言う習わしがあります。目上の人やあまり親しくない人に出会ったら、返礼を求めず、こちらから会釈します。そうすると知らず知らずのうちに和んで来ます。これが生命体のDNAです。
日本文化が生んだシェアリングエコノミー、ブロックチェーン
AirbnbやUberといった、米国発のシェアリングエコノミーは、AirbnbやUberに、 富が一極集中するビジネスモデルです。一方で、事業主が、ホームページを持ち、オープンネットワークにつながると、関心のあるお客様から、レスポンス(引き合い)があります。この引合情報をお金にする。ここで、成約にならなかったお客様を地域の仲間にシェアします。お互いに相殺(Give and Take)しながら、お金を掛けずに経営を担保する循環型経済システムが、日本のシェアリングエコノミー ブロックチェーンです。ここでの情報の貸し借りに証文はありません。時間が経ってみると、心の貸借表がピッタと合うものです。仕事の借りは仕事で返す。情報は情報で報いる。これが、日本のブロックチェーンです。
取引台帳をコンピューターで管理するのではなく、人間が理念に共感し、Person to Person お互いさまの心で、エンドレスに帳尻あわせるループです。日本文化が生んだ農村社会の村落共同体の精神「結い」は、太陽など大自然が、私たちにもたらしてくれた富をみんなで分かち合い、持続可能な社会を実現する思想です。自然から学んだ倫理観です。大和の心「結い」こそが、GAFAなど富の一極集中をご破算にする行動原理です。
2021年01月17日
共生経済 シェアするほどに豊かになる!シェアリングエコノミー
ネットワーク経済
日本人の結びの思想 「結い」
心のシェアリングエコノミー
共生経済
シェアするほどに豊かになる!
情報の等価交換の連鎖:結いのシェアリングエコノミー Yuimix
AirbnbやUberといった米国発のシェアリングエコノミーは、富が一括管理され、AirbnbやUberに一極集中するように設計されています。しかし、日本のシェアリングエコノミー「結い」は、有機的な事業共同体で、個々がそれぞれ自立し、物やサービスを作り、売ったり買ったり、営業したりされたりするお互いさまの経済圏を形成します。give and give シェアするほどに豊かになる地域循環型経済。人とインターネットが結いの思想で結びつくと富をみんなで分かち合う人類理想の生き方になります。
情報の等価交換
ひとつの情報は、自分には無意味でも、あの人にとってみれば、「これがすべてだ!」と言うケースがよくあります。その情報をお金にできるからです。自分ではお金にできない引合情報を誰に渡してやるか?この度量とこれを上手くシェアする仕組みがあれば、おかげさま、お互いさまと言える循環型社会が実現します。情報のやりとりに証文は残しません。情報は情報で報いる。仕事は仕事で返す。この等価交換は、お金に質を求めない金融経済の暴走にブレーキを掛けられます。これは全てをお金に頼らずとも、豊かな暮らしや経営ができる余裕を意味します。私たちの暮らしの中にある知恵です。日本文化「おたがいさま、おかげさま、ありがとう」このシェアする心は、世界の経済システムを大きく変えるパワーを持っています。
価値創造 経費を資産に!共有財に
ひとり一人が事や物を情報化し、インターネットに集積します。実際に感じたこと、問題点、そして、こうしたらどうなんだろう?!などの所感や提案など、また、アイデンティティーを醸成する地域文化などの紹介や暮らしのスナップ写真、動画などをUPし、自分らしさ、地域らしさをカタチづくってゆく(インターネットワークマーケティング)。これに共感した人々が、あなたを核に、ヒューマン&ソーシャルネットワークを形成します。いざという時に大きな味方になります。
→ ネット社会に結いの思想を生かす!Yuimix - ユイミックス
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
→ おたがいさま おかげさま ありがとう 日本のシェアリングエコノミー
お金には質がある 品性がある
仕事は、お金以上のものをもたらしてくれます。暮らしやすい社会です。勤勉と信義 日本人は、日本の作法に誇りを持って仕事をすればいい。ものづくりの精神です。ものやサービスに日本人の心が宿ります。作って売る。この一対一の経済は、レバレッジ経済(マネーゲーム)ではなく、働いて稼ぐ、作って売る、まともな実体経済を言います。一対一の経済は、競争ではなく、シェアする心、お互いさまの人間関係(地域共同体)に根づくところから生まれます。私たち日本人が行じて来た農耕民族の生き方(OS)です。日本人がこの日本人らしさを失うと、日本はお金に質を問わない国際金融資本(ハンター)に飲み込まれてしまいます。
→ お金には質がある
情報を制する者が世界を制する
インターネットが出現してわずか20年、この間に、Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.の4つの主要IT企業(GAFA )は、世界中の情報を牛耳り、国をも超え、世界を支配しています。これに伍して戦うには、ひとり一人が、個性を失わず、自分の情報を自分でコントロールする情報j技術を身につけ、他人に give and give シェアする運命共同体をつくります。分かち合うほどに豊かになる。将に、この事例が、日本の農村社会の共同体の精神「結い」にあります。
えいっこの会
標準語で言うと結いの会です。農村社会の共同体の精神を言います。お互いさま、おかげさまの社会です。今風の言葉に換えると、インターネットワークマーケティング、シェアリングエコノミー、もしくはブロックチェーンと言えます。若者たちが自分を信じ、研鑽を積み、自立する過程で、問題を解決する自分のスタイル、自分のメソッドを身につけ周りにシェアしてゆく。共感し合える仲間とネットワークを組み、多様なソリューションを創出する。この会をそんなきっかけの場にしたい。そんな若者たちの精神的バックボーンでありたい。「三割自治をどうにかしたい」「少子化は日本人の宿命か?」常に問題意識を持ち、これらを解決しようとする政策集団があってもいいな!と思い、「えいっこの会」を設立しました。
勤勉に働く若者が、安心して暮らせる経済基盤を作るために、若者たちの活動をプロモーション(広告と販売)する支援センターが必要です。地域住民のクチコミとインターネットで、若者が売ることから解放され、作ることに専念できる事業環境を地域住民でつくる。人口の急減地区に若者を誘(いざな)う法は、その後押しであって欲しい。
着目点 コピー戦略
本当に必要な情報は、豪華なカタログにあるのではなく、一枚の白黒コピーにあることを多くの経営者は知っています。お客さんの知りたい情報は何か?それを言葉で表現する。仕事を言葉にする作業は辛くしんどいものですが、商品、事業の見直しにもつながります。これがコピー戦略です。
一社一頁運動 Glocal21は、(有)産広シーアールが運営しています。広告会社です。多くの経営者は、まだ、インターネットの醍醐味が分からず、上手く活用できていません。分かれば仕事の仕方が大きく変わります。ご自分で、ネット販売できるんだ!ネット集客できるんだ!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。中小商工業者が日本を変える!
☆ライフライン&セイフティネット☆
the United People of Japan
2021年01月16日
生活者の相互シェアリングシステムで結いの地域経済圏を!新資本主義 クラウドマーケティング
生活者が売る力を持つ
結いのクラウドマーケティング
消費者と生産者とが情報取引所をつくる
事業者が売る力を持つ
事業者にとってお金を貸してくれるよりも、物やサービスを買ってくれたり、お客を紹介してくれた方が有り難い。こんな仕事のプラットフォームがあると仕事がしやすくなりますよね。
クラウドマーケティング
私たち(crowd)は、PCやスマホを当たり前に使っています。クチコミとネットを使って地域で産み出された物やサービスを地域住民みんなで売るマーケティングシステムをつくったらどうだろうか?私たちは独自にネットワーク(人間関係)を持っています。仲間のサイトを自分のネットワークで相互シェアする気持ちがあるとマスメデイアを遙かに超えた地域のプロモーション&プロフィットセンターができます。
結いのクラウドマーケティング
私たち生活者(crowd)は、生産者と消費者の顔を持っています。地場産品を売ったり買ったり、お互いに営業をしたりされたりすると地域経済は回り、地域で消費したお金は地域の誰かの収入になります。ひとつの情報は、自分には無意味でも、他人にとってみれば「これがすべてだ!」と言うケースがよくあります。自分ではお金にできない引合情報を誰に渡してやるか、この度量とこれを上手くシェアする仕組みがあれば、情報の等価交換の連鎖が起こり、ネットワークの質量は拡大し、セイフティーネットの機能が高まります。このエンドレスに続くルーチンワークは、何時かの時に役に立つ事業者保険の掛け金のようなものです。
情報のシェアリングに証文は残しません。情報の売買は御法度です。情報の借りは情報で返す。この情報の価値交換の連鎖は、仲間の団結力を高め、富の集中を抑え、お金に質を求めない国際金融資本(グローバリズム)の暴走にブレーキを掛けることができます。これは全てをお金に頼らずとも、豊かな暮らしや経営ができることを意味します。私たちの暮らしの中にある知恵です。日本文化「結い」は、世界の経済システムを大きく変えるパワーを持っています。
→ ネット社会に結いの思想を生かす!Yuimix - ユイミックス
ネットワーキングは、量より数、質より数
資金調達にクラウドファンディングがありますが、これが量より数の典型的な例です。小口の出資者を数多く集めることで目標金額を達成させる。たとえば、1億円の目標額を数人の大口出資者にお願いするよりは、1万円の出資者を1万人集めた方がマーケティングに大きなメリットがあります。投資と言うよりは趣旨に賛同して身銭を切った人々ですから、事業のサポーターであり、時には広告マンになったり、セールスマンになってくれる可能性があります。
ネットワークの持つ理念に人は同化されるものです。どんな人にも人間関係(ネットワーク)があります。人がネットワークを組むと言うことは、ネットワークを組む相手のネットワークとつながりを持つことです。従って、どの階層にフィットする人がいるか分かりません。いつかはフィットするであろう柔らかなネットワーク、言い換えるとネットワーキングは、質より数を追った方がネットワークの質量を高める可能性があります。
上記のクラウドマーケティングも同じことが言えます。マスメデイアや商社に頼らなくても、私たちは、個人のネットワークのネットワークで広告や販売ができるようになりました。想起すべき点は、情報時代の経済の原資とも言える人間関係資本(情報とネットワーク)を時間と共に拡大・蓄積させて行くことです。
国民ひとり一人が情報発信する側に立つと日本は変わる
インターネットで村おこし、町おこし
長野県のある村では、職員賃金25%減額や山村留学などの事業の縮小、役場職員の手弁当での水道検針など地元の新聞報道を見るにつけ、財政状況の深刻さがわかります。しかし、行政コストの削減だけでは、根本的な解決にはなりません。そこで、インターネットと住民パワーを結集して、山越え、海越えの人々と関係を深め、県や市町村にお金を呼び込む活動。これがクラウドマーケティングです。
作ることはできても売ることができませんでした。作り手に、「広告と販売」の手立てがなかったからです。このマーケティングの仕組みを、地域住民みんなで作り、地域で産み出された生産物を売り切る。これがインターネットで村おこし、町おこしの理想像です。
競争から共生へ
インターネットが出現してわずか20年、情報を制する者が世界を制する。確かにこの間に、Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.の4つの主要IT企業(GAFA )は、世界中の情報を牛耳り、国を超え、世界を支配しています。パワーバランスが大きく変わりました。これをどうにかしたい。この手がかりが日本の農村社会の生き方にあります。「結(ゆ)い」と言います。物や事の等価交換により、あまりお金に頼らない生き方です。この相殺経済の連鎖は、GAFAを瓦解させる可能性があります。
→ 結いの思想をネット社会に活かす!Yuimix - ユイミックス
シェアするほどに豊かになる 循環型経済
分かち合うほどに豊かになる。農村社会では、自作農が共に汗を流し、お互いに労働の融通をし、田植えや稲刈りなどを協働でして来ました。みんなの心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと収まるからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。この働き方で、蔵の建つ農家が生まれました。
ネット社会は裏から表を変える
インターネット戦略
想像してみてください!何もかも飲み込んでしまうブラックホールのように、今、コンピューターが現存するモノや制度をどんどん飲み込んでいます。まさにもう一つの現実が、コンピューターに集積され、物質文明と相待する裏の世界が形成されています。この裏の世界が、インターネットに結ばれ、時間も空間も超越したことにより、私たち一人ひとりの意志で、現実の社会を大きく変えられるようになりました。
情報のシェアリングエコノミー
この情報は、自分には無意味でも、他人にとってみれば「これがすべてだ」と言うケースがよくあります。自分では直接お金にできない情報を誰に渡してやるか、この度量とこれをうまく伝える仕組みがあれば、おかげさま、お互いさまと言える循環型社会が実現します。
ネットワーク資本 社会関係資本
仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、機会あるごとに営業したりされたりする。今までの経営は、営業も経営もすべて自己責任でしたが、せめて、営業はお互いに協力し合える仲間を増やし、経営基盤を盤石にします。
ネットワーク経済
農村社会では、自作農が共に汗を流し、お互いに労働の融通をしながら、田植えや稲刈りなどを協働でして来ました。みんなの心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと収まるからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この循環型社会の共同体の精神を「結(ゆ)い」と言います。この働き方で、蔵の建つ農家が生まれました。
→ ブロックチェーン
みんなで売れる仕組みをつくるクラウドマーケティング、みんなでお客を紹介したりされたりするシェアリングエコノミー、等価交換と心のバランスシートで結ばれているブロックチェーン。これらはすべて結(ゆ)いの思想の中にあります。
アフターコロナ、世界恐慌に備える!Yuimix
実体経済の4倍もの金融資本が世界経済を揺るがしています。博打のツケを生活費で返すようなもので、いつか破綻します。その上、コロナ禍が人々を恐怖に陥れ、人々の繋がりを断ち切り、私たちは、得体の知れないものに支配されようとしています。これにリセットを掛け、人が人として生きる処し方(OS)が、自立と共生の Yuimix です。自然の生命力と人間の勤勉さと信義で、混とんとした無秩序に道を開く。結いの地域共同体の復活です。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
情報時代は、「知っているか、知らないか、やるか、やらないか」の差が、時間と共に、決定的な違いとなって現われます。
2021年01月15日
郷土を豊かにするネット習慣 一日一頁投稿運動、一社一頁運動、相互シェア運動 結いの力で地域力向上
地域のプロモーション&プロフィットセンター
相互情報銀行 Yuimix
世界かんがい施設遺産、拾ケ堰(じっかせぎ)
拾ケ堰は水に価値を与えた。江戸時代、農民が米の獲れなかった安曇野に水を引き、レンゲ田に白壁映える豊かな田園にしました。
今、拾ケ堰に次ぐ産業インフラは何か? 答え、水の次は、情報!
情報を生み出し、情報を集積し、情報をお金にする相互情報銀行 Yuimix。一人から始まるデジタルトランスフォーメーション(DX)は、点から線、線から面、面から立体へと人と情報を繋げ、情報に価値を与え、産業構造を大きく変えます。「結いの思想」は、人をつなげ、人の集まりを事業共同体に変えるソーシャルイノベーション!信州安曇野を例にご案内します。
【社会実験】住民が情報発信する側に立つと現状はどう変わるか?
5G時代、インターネットがどんなに進歩しても、
あなたが、情報発信する側に立たない限り、
大きなもの(グローバリズム)に搾取されたり、管理されてしまうだけです。
今あるもので何ができるか?
これが売れるとそっくり利益になるのになあ!空室があと一つ埋まると楽になるのになあ!なかなか儲かるところまでたどり着けない商工業者。この難局をどうにかしたい。情報を制する者が業界を制する時代。地域住民がDX住民になることで、田舎を銀座に変える!プロモーションです。
明日を変えるネット習慣
下記の3事項をルーチンワークにしてください。
弱い者は味方を作れ!
毎日、インターネットに、”自分の安曇野”を発信し、自分や安曇野をしっかりとネットに根づかせ、存在感を高め、県内はもちろん、山越え、海越えの人々と人間関係を広め、緩やかなネットワークをつくる。
→ 一日一頁投稿運動
弱い者は強くなれ
作る力と売る力を持つ。検索されるホームページ持ち、自分の製品を自分で売る力を持つ。
→ 一社一頁運動
弱い者は群れろ
安曇野には世界に誇れる生き方があります。相互扶助の精神、「結い」と言います。地域を事業共同体に!お互いに商品を売ったり買ったり、お客を紹介したりされたりしながら、広告費や販売費をお互いに相殺し、その分を手元に残す。
ネットワーキングは、量より数、質より数
資金調達にクラウドファンディングがありますが、これが量より数の典型的な例です。小口の出資者を数多く集めることで目標金額を達成させる。たとえば、1億円の目標額を数人の大口出資者にお願いするよりは、1万円の出資者を1万人集めた方がマーケティングに大きなメリットがあります。投資と言うよりは趣旨に賛同して身銭を切った人々ですから、事業のサポーターであり、時には広告マンになったり、セールスマンになってくれる可能性もあります。
ネットワークの持つ理念に人は同化されるものです。どんな人にも人間関係(ネットワーク)があります。人がネットワークを組むと言うことは、ネットワークを組む相手のネットワークとつながりを持つことです。従って、どの階層にフィットする人がいるか分かりません。いつかはフィットするであろう柔らかなネットワーク、言い換えるとネットワーキングは、質より数を追った方がネットワークの質量を高める可能性があります。
独自性 情報の等価交換の連鎖
この情報は、自分には無意味でも、あの人にとってみれば「価値がある!」と言うケースはよくあることです。自分ではお金にできない引合情報を誰に渡してやるか、この度量とこれをシェアする仕組みがあれば、おかげさま、お互いさまと言える持続可能な社会が実現します。この情報のシェアリングに証文は残しません。情報の売買は御法度です。情報の借りは情報で返す。これが情報の価値交換です。
みんなの心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。お互いが得をするこの結びつき方が人間関係づくりにふさわしいヒューマンウェアと言えます。これを「結い」と言います。
生き方(OS) 信州ルネッサンス
Give and giveの精神が大前提のネットワーク事業です。この行き着く先が、Give and takeのお互いさまの結いの社会になります。かつては信州にあった結いの生き方(OS)、結いの精神を信州にもう一度取り戻す活動です。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
事例 賃貸のシェアリングエコノミー 大家ネット
この情報は、自分には無意味でも、あの大家さんにとってみれば「これはありがたい!」と言うケースがよくあります。自分では直接お金にできない情報を誰に渡してやるか、この度量とこれをうまく伝える仕組みがあれば、おかげさま、お互いさまの経営ができます。大家さんがホームページを持ったら何ができるか?既に、10年にわたりこの社会実験をしています。賃貸のフロントに大家さんが居なくなり、決して成功事例とは言えませんが、大家さん同士の相互客付けのできる仕組みになっています。
→ 大家ネット
賃貸、宿泊、民泊、物販など多くの業界が、ネット商社にお客を横取りされ、横取りされたお客をお金を払って買い戻している現状を、事業者として看過できるのか?なぜ、同じインターネット環境下で、こんな無駄な取引をしているのか?なぜ、ネット商社に伍して、自分のホームページで戦わないのか?それがあって初めて、仲間とネットワークを組む価値があり、その醍醐味を味わえるのに。このままで行くと事業者はお金に質を求めないグローバリズムに飲み込まれてしまう。
インターネット安曇野は、(有)産広シーアールが運営しています。広告会社です。多くの経営者は、まだ、インターネットの醍醐味が分からず、上手く活用できていません。分かれば仕事の仕方が大きく変わります。ご自分で、ネット販売できるんだ!ネット集客できるんだ!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。中小商工業者が日本を変える!
2021年01月14日
結いの働き方 心に地域貨幣の概念を持つ Yuimix - ユイミックス
グローカル社会

Local ⇔ Global
結いの思想をネット社会に生かす!
Yuimix - ユイミックス
the United People of the World
結いの働き方 心に地域貨幣の概念を持つ
「結い」とは、屋根の葺き替えや田植えなど共同で行う作業を言います。 主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度です。一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合い、相互扶助の精神で集団のセイフティーネット(社会保障体制)を形成しています。ネット時代、情報の等価交換の連鎖を起こすと、バラバラに分断され、大きなもの(グローバリズム)に支配されている社会をご破算にし、人が人として生かされ、お互いに補いながら、結びつき事をなすネットワーク社会に、再編・統合されて行くのではないか!学ぶべき実学です。
If you want others to be happy, practice compassion. If you want to be happy, practice compassion."
- Dalai Lama
ダライ・ラマの言葉ですが、compassion 思いやりの意味です。com-passion をよく見ると情熱と共に!とも読み解けます。嬉々として生きる結いの実相を表しています。
物や労働の等価交換
地域貨幣や屋根の葺き替えや田植えなど
お金や時間の等価交換
無尽講、頼母子講など
情報の等価交換
内輪でのものやことの等価交換ではなく、人々の情報発信からのレスポンス(情報)が対象。ホームページの相互リンクに起因します。賃貸、宿泊、民泊、物販など
情報の等価交換の連鎖
90年代頃から、お金に質を求めないグローバリズムが台頭し、人間の持つ弱さや欲望につけこみ、生活の拠りどころであった地域文化や企業文化を弱体化させ、人々をバラバラに分断しました。折しも、インターネットの出現と符合しますが、インターネットでネットワークを組み、新たなる事業共同体を作ることができませんでした。ものを作ることはできても自分で売ることのできなかった事業者(農業、工業、商業)は、職を失い、食えないサラリーマンにならざるを得ませんでした。これが失われた30年です。
バラバラになったものを一つに結び直す結いの思想をネット時代に活かします。
地域で生産された物やサービスを地域の住民ネットワークで売り切る仕組みをつくり、食えないサラリーマン化した地域に、起業のチャンスをつくり、営業をサポートし、新規の商工事業者が群れる町にする。“ロスジェネ世代”の非正規雇用の人たちやネット難民の人たちが安心して暮らせる相互扶助のプラットフォームをつくる。民間による生活保障体制づくりです。
民間による社会保障体制
私たち生活者は生産者と消費者の顔を持っています。クチコミやネットで売ったり買ったり、お客を紹介したりされたりするビジネススタイルをとると、これは自分ではお金にならなくても、あの人ならお金にできる!と言うケースはよくあります。自分ではお金にできない引合情報を誰に渡してやるか、この度量とこれを上手くシェアする仕組みがあれば、情報の等価交換の連鎖が起こり、ネットワークのポテンシャル(質量)を高め、セイフティーネット(社会保障)を担保します。
情報をシェアしたりされたりすることに証文は残しません。情報の借りは情報で返す。情報の売買は御法度です。本業で知り得た情報をお金にできるものは自分でお金にし、できないものはできる仲間に無償でシェアする。このGive and Give のシェアする行為は、いつか何かあった時に、自分に返ってくる積立保険のようなものです。情報時代、私たち生活者が緩やかなネットワークを組むようになると、どの業種にも応用できます。私たちの心と財布に直結しているからです。
ブロックチェーンのようにコンピューターによる数値管理ではありません。それぞれが、地域貨幣のような概念を持ち、共同体の人間関係を保てるように心のバランスシートで管理します。私たち日本人が培ってきた結いの生き方です。
賃貸、宿泊、民泊、物販などの多くの業界は、個々で積極的なネット戦略を怠ったため、ネット商社にお客様情報を奪われています。それをネット商社から買っています。なぜ、そんな無駄な取引をするのか?なぜ、ネット商社に伍して、お客様と直接取引する気概を持たないのか?主権を取り戻す。自分で客付けする姿勢が、類が友を呼び、仲間と業界の未来を創れるのに。
アフターコロナ、世界恐慌に備える!Yuimix
実体経済の4倍もの金融資本が世界経済を揺るがしています。博打のツケを生活費で返してるようなもので、いつか破綻します。その上、コロナ禍が人々を恐怖に陥れ、人々の繋がりを断ち切り、私たちは、得体の知れないもの(グローバリズム)に飲み込まれ、支配されようとしています。これにストップを掛け、人が人として生きる処し方(OS)が、自立と共生の Yuimix です。混とんとした無秩序の闇に道を開く生き方が、ご破算に願いましては!人類共通の願い、「自立と共生の Yuimix」です。
→ Yuimix - ユイミックス 自立と共生のグランドワーク
一社一頁運動 Glocal21は、(有)産広シーアールが運営しています。ダイナミックなインターネットの使い方を知らない事業者がまだまだ多くおられます。これを知れば仕事の仕方が大きく変わります。インターネットの商用利用に確信が持てれば、成長が見込めます。多くの経営者にインターネットの醍醐味を知っていただき、インターネットで仕事になった!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。地方から日本を変えます。
☆ライフライン&セイフティネット☆
the United People of the World
2021年01月13日
健康長寿日本一 長野県 男性の平均寿命が80.88歳で1990年以降5回連続の1位、女性が87.18歳で初めての1位
健康長寿 長野県
長野県は、日本の屋根のような寒冷地でありながら、健康県ではないかと気づいたのは、1986年頃である。その頃は、そのころは、寒冷地は寿命が短いと言うのが定説であった。ところが1985年の長野県の平均寿命をみると、男4位、女7位であった。吉村県知事も非常に興味を示されて、県衛生部に調査させた。当時の調査の結果は、「長野県は海に面していないのでタンパク源がなく、そのためにいろいろのものを食べた。それがいい結果を生んでいるが、これからはだんだんと寿命も短くなる一時的現象だ。」と言うものだった。ところがそれから十年、長野の平均寿命はどんどんのびて、ついに男性は日本1位に、女性は4位になった。それだけではなく、長野県の老人医療費は、一人平均で北海道の半分、全国平均より約20万円も安いことがわかった。全国の各県の老人医療費が長野県並になれば、2兆円以上の節約になることもわかった。
こう言った点に注目した国保中央会は、1996年度の研究として、「市町村における医療費の背景要因に関する報告書」をまとめた。この調査の過程で長野県は健康県ではあるが、その割に100才老人は少なく、つまり長く生きるが、死ぬまで元気で、死ぬ年齢はそれほど長くないと言うことも分かった。これをppk(ピン・ピン・コロり)といって、一種、理想とも言える状態で、おおくの国民も知りたがっている。この調査では、長野県の老人医療費の安い理由は、他県に比べて医師が少ない、空きベットがあっても病院が在宅介護をすすめる、第二の人生として長野県民の多くが農作業をしていて生き甲斐がある、などのことが分かった。長野県全体の健康状態は世界に誇れるものだとおもうし、日本全体が長野から学ぶところも多いと思う。しかし、まずこの誇るべき事実を長野県の方々に理解し、納得してもらいたい。本当は、長野の実態をどう行政に生かすかという重要な問題があり。これが厚生省の仕事である。ただ医療費のリストラを叫ぶだけではなく、どの県も長野県のようにすれば老人医療費だけではなく、若い人の医療費を含めれば三兆円ぐらいの節約になるのではないか。この本を読んで考えて欲しい。「ppkのすすめ」医事評論家 水野肇 共著 紀伊国屋書店 出版
田園ルネッサンス
Iターンは1500人超す
豊かさ・満足度、長野県が全国1位

インターネットで村おこし、町おこし。
ネットワークで信州を豊かにする
the United People of the World
2021年01月13日
信州の暮らし インターネット安曇野
信州の暮らし
信州の冬の寒さを心配している人が多いかと思います。長野県は全県にわたって空気が澄み、日照時間が長いために、冬の寒さも太陽のおかげであまり気にならずに暮らせます。太陽のありがたさを体で感じます。春が待ちどうしくもありますが、信州の冬は決して陰鬱な季節ではありません。
長寿県である理由は、信州人の風土・気候に向き合って暮らす習慣にあります。健康を増進できる生活環境が自然の中にあることこそが、長野県に生活する意味だと思います。あらためて土とは?水とは?空気とは?私たちが生きてゆくために必要なものが身近にある安堵感が、故郷に愛着がもてる由縁です。山村には文明人の癒しの場がいたるところに眠っています。
また、親の教育観により子どもの住む場所が決まってしまいます。啓蒙期に必要な教育を考えてみると、信州は子どもたちにとって豊かな宝庫です。人間は、もともと管理されるために生まれて来たのではありません。今、学級崩壊が社会問題になっていますが、この理由は、子どもたちを取り巻く大人たちに目に見えないものを感じ取る力が無くなってしまったからだと思います。空は鳥を自由に飛ばせ、海は魚をほしいままに泳がせる。大人はこの空や海の大らかさを忘れて鳥や魚になってしまい、理に走り、情がなくなってしまいました。
また、傷ついた心を癒してくれる祈りの場が、身近かになくなってしまいました。このために自分の身を痛めつけたり、より刺激を求めて放縦してしまいます。これが社会現象となっています。世の中から聖職者が居なくなってしまったからです。
信州に移り住むことですべてが解決するとは思いませんが、子どもたちの生命力を生かすことは事実だと思います。
田園ルネッサンス
健康長寿 信州
Iターンは1500人超す
豊かさ・満足度、長野県が全国1位

インターネットで村おこし、町おこし。
ネットワークで信州を豊かにする
the United People of the World
2021年01月13日
信州へ帰ろう!Iターン就職者 I ・Uターン Jターン 長野県
Iターンは1500人超す(89’4月~)(信毎1998)
他県から県内に移って就職するIターン就職者数が、89年4月から今年7月末までの累計で1512人に達したことが10日、長野県雇用対策室のまとめで分かった。「長野県はIターン先としては全国的にも人気が高い方で、一定のPR効果も出ている」と分析している。同対策室によると、Iターンは91年度の209人がピークで、昨年度も193人の就職が決まった。今年度(4~7月)は48人で、景気低迷の中にあっても前年同期より1人減にとどまっている。
産業別では、製造業が637人で42.1%を占め、次いで▽サービス業387人建設業215人▽卸・小売業196人の順出身都道府県別では、県外出身者が757人で50.1%に達し、東京都(207人、神奈川県(86人)、大阪府(70人)が多い。(信毎1998.08.12)
大北地方(大町市、白馬村、小谷村)へのI ・Uターン 6年余で500人超す。
大北地方へのI ・Uターン者が、統計をとり始めた92年5月から6年関余で500人を超えたことが24日、大町公共職安安定所のまとめで明らかになった。97年度には、1年間で119人が就職しており、同職安と大北地域雇用開発協議会は、同地方の恵まれた自然環境に加え、求人誌への掲載など自治体の積極的な取組が功を奏したと分析している。
同職安によると、8月末までのI ・Uターン者は509人。500人目までの内訳は、年齢別で30歳以下が206人で4割を占める。40歳以下まで含めると371人で、4分3は、比較的若い世代であることが特長だ。
県外出身者は、456人で、首都圏や名古屋、関西が大半を占めている。
就職後のアンケートによると、I ・Uターンのキッカケは、登山やスキーなどで訪れた際、自然環境にあこがれて移り住んだと言う回答が目立つ。さらに、交友関係など、それまで生活していた都市部との接点を保ちたいと言う希望も強く、近年の交通網整備もI ・Uターン者増加につながったのではないかと同職安では分析している。(信毎1998.09.25)
Iターンは1500人超す
田園ルネッサンス
健康長寿 信州
豊かさ・満足度、長野県が全国1位

インターネットで村おこし、町おこし。
ネットワークで信州を豊かにする
the United People of the World